毎年冬になると全国各地で猛威を振るうのが「ノロウイルス」ですよね。

ノロウイルスは激しい嘔吐や下痢を繰り返すツライ症状が特徴で、感染力が非常に強いため、一度感染してしまうと子供から大人までたくさんの人が感染し、一気に広がってしまいます。

 

高齢者や乳児が感染すると重症化することもある恐ろしい病気です。

今回は、ノロウイルスの症状や予防法、ノロウイルス消毒に効果的なハイターについて解説していきたいと思います!

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ノロウイルスとは?

ノロウイルスというのは、ウイルス性胃腸炎の原因である感染力の強いウイルスのことです。

胃腸炎という症状自体は年間を通して発症しますが、毎年12月~1月に流行のピークを迎えるのが特徴です。

 

ノロウイルスは直径約38mmと非常に小さく、100個以下という少ない量のウイルスでも人に感染し、発症してしまうと言われています。

感染者の嘔吐物や便には1gあたり100万~10億個ものウイルスが含まれていると言われているので、しっかりと処理をしなければすぐに感染してしまうほどの強い感染力を持っているため、集団感染を引き起こす可能性が高いです。

 

ノロウイルスが原因で発症した胃腸炎を「ノロウイルス感染症」と言います。

ノロウイルスの感染経路は?

ノロウイルスの感染経路はほとんどの場合経口感染です。

しかし、発症した人と接触する機会がある場合には乾燥した嘔吐物や下痢便などの粉塵が舞い上がり、それを吸い込んでしまうことで口にも入って感染することもあります。

 

また、ノロウイルスは二枚貝を食べることでも感染する場合があります。

カキやアサリ、シジミなどの二枚貝には、大量の海水を取り込んでプランクトンなどを餌にしているのですが、ウイルスも一緒に取り込んで溜め込んでしまうんです。

 

特にカキは、冬場に生で食べる機会も多いため生ガキからノロウイルスに感染したというパターンもよく見られます。

 

ノロウイルスの症状や潜伏期間は?

ノロウイルスの主な症状

ノロウイルスに感染してしまうと、次のような症状があらわれます。

  • 吐き気、嘔吐
  • 下痢、腹痛
  • 発熱
  • 頭痛
  • 悪寒
  • 筋肉痛
  • 咽頭痛

これらの症状が通常1~2日程度続き、おさまっていくというのが特徴です。

日数的には短く感じますが、発症している最中は絶え間なく吐き続ける、下痢が止まらないといったツライ症状が秒単位で続くためかなりツライ思いをすることになる人も多いです。

 

高齢者や乳幼児では死亡例もあるため、油断できないウイルスであると言えます。

また、症状がおさまった後も、ウイルスは人の便から1週間程度排出されているため、二次感染の恐れがあるので油断は禁物です。

ノロウイルスの潜伏期間

ノロウイルスの潜伏期間は24~48時間です。

比較的すぐに発症するため、原因を追求しやすいウイルスであると言えます。

 

感染しても風邪のような症状だけで終わってしまう人もいます。

ノロウイルスにかかってしまったらどうする?

ノロウイルスに有効なワクチンや抗ウイルス剤はありません。

対処療法として吐き気どめや整腸剤、熱がある場合には頓服などが処方されます。

 

とにかく脱水症状に陥りやすいので、水分補給はまめに行うようにしましょう。

脱水症状がひどい場合には、病院で点滴治療を受けるのが効果的です。

 

また、二次感染を防ぐために、嘔吐物の処理は慎重に行うようにしましょう。

すばやく適切に、乾燥させないようにすることがポイントです。

乾燥してしまうと、それが空気中に舞ってウイルスを蔓延させる原因となってしまいます。

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ノロウイルスの予防法は?消毒にはハイターがオススメ!

手洗いうがい

ノロウイルスを予防するためには、ウイルスを体内に入れないことが大切です。

しっかりと手洗いをして手についたウイルスを落とすことで感染を予防することができると言われています。

 

手洗いをするときは必ず流水を使うようにしましょう。

ハイターで消毒する

ノロウイルスに効果的な消毒は次亜塩素酸ナトリウムです。

ウイルスのついた衣類やトイレ、嘔吐物などの処理には、次亜塩素酸ナトリウムを所定の濃度にうすめて使用することで殺菌することができます。

 

次亜塩素酸ナトリウムは、ハイターなどを使用することができます。

ハイターと名前がついていても酸素系のものもあるので、きちんと確認して塩素系のものを選ぶようにしましょう。

 

塩素濃度200ppm以上の場合にはハイターを水5リットルに対して50mlを入れて作った消毒液は、キッチンペーパーなどを使ってドアノブや調理器具、トイレなどを消毒するのに使用します。

 

塩素濃度1,000ppm以上の場合にはハイターを水入1リットルに対して50mlを入れて作った消毒液は、嘔吐物やふん便などを処理した後の水などを処理する時に使用しましょう。

 

時と場合によって塩素濃度は調整して使うようにしましょう。

 

キッチン泡ハイターを使えば、希釈することなくそのまま使用することができますよ!

加熱する

ノロウイルスは85度以上の温度で1分以上加熱することで死滅すると言われています。

調理器具や食材などをしっかりと加熱することで感染を防ぐことができます。

 

まとめ

ノロウイルスは吐き気や下痢を伴い、効果的な薬やワクチンもないので感染を防ぐには地道な手洗いや消毒が不可欠です。

日数は短くても、症状はかなりツライため「インフルエンザよりもツライ」と言う人も多いです。

 

脱水症状に気をつけて、しっかりと水分補給を行うようにしましょう。

感染してからすぐに発症するため、消毒液などはあらかじめ常備しておくことをオススメします。

 

集団感染を防ぐためにも、しっかりと予防と対策をしていく必要がありますね。

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